子どもたちは何のために学校に来るのか?子どもたちのジョブを考える
やっと2学期も終わりですね。
成績処理をしながら体調不良の先生たち、お疲れ様です。
午前授業で帰れる子どもたち。ゲームのやり過ぎに注意しましょう。
もうすぐサンタさんに任天堂スイッチがもらえるから、よかったですね。
さて、今日のテーマです。
「●子どもたちは何のために学校に来るのか?」
ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶブックランキング第3位! ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
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参考文献はこちらです。
私たちは毎日授業をしています。
教育課程に縛られ、学年団の進度に縛られ、
行事や分掌の仕事に縛られています。
その中で指導要領に最も縛られています。
私達の論点は「きちんと網羅できているか?」ということです。
「網羅性を担保すること」と「子どもたちがやる気になること」は矛盾します。
子どもたちは道端のありの行列を観察したり教室に入ってきた蜂に夢中になります。
その時間は、非効率的な非生産的な時間です。
はい、「網羅性を担保する」という意味では。
では、「子どもたちをやる気になること」は無視されてもいいのでしょうか?
私たちは、子どもたちに何を教えるべき何でしょうか。
・この世界はどうなっているのか?
・その世界でどう生きていったらいいのか?
20世紀までの社会であれば、きっと”この世界”は固定化されていたのでしょう。
だから、必要な知識を「網羅」すればよかった。
でも前提は変わってしまった。
しかし、学校はそのままです。一部気づいた大人たちは行動を始めています。
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このお二人などです。
ここまでずっと大人の視点でした。
では肝心の子どもたちは何をしに、何のために学校に来ているのでしょうか?
冒頭の「ジョブ理論」で説明されていました。
●子どもたちが学校に来るのは、
1)自分に自信をつけるため
2)友達を作るため
あなたの授業で子どもたちは自分に自信を持っているでしょうか?昨日より自分自身を好きになっているでしょうか?
黒板に未提出で晒される子どもは自信をなくすのではないでしょうか。
みんなの前で毎日毎日怒鳴られ続けたら、その子は自信をなくして友達もできないのではないでしょうか。
コンビニに便利さを求めて買い物に行き、品切れだったり、買った商品がイメージと違ったらあなたは怒るでしょう。
なぜ、学校の顧客であるはずの子どもたちの思いは無視してよいのでしょうか。
もちろん、反論はあるでしょう。
義務教育なんだから、そんなこと言ってられない。
子どもなんだから社会のルールに適応させるのが最優先。
40人の子どもたちを管理するんだから、子どものやる気なんて言ってられない。
あなたは、子どもの本当の力を知っているのでしょうか。
内田樹先生は教育の豊穣性をおっしゃっていられます。
私達の目の前の子供達をもっと信じてみてもいいのではないでしょうか。
そして、子どもたちが
1)どうやったら自信をモテるのか?
2)どうやったら友達ができるのか?
もっと考えてみてはいかがですか。
子どもたちと教師の相互作用が起き、教室が創発環境になった時
子どもたちは劇的な成長という形であなたの仕事の報酬をくれますよ。
おしまい。
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